
楽天・渡辺佳明内野手(25)が15日、仙台市内の球団事務所で契約交渉し、200万円増の1450万円(金額は推定)で更改。中日へのトレードが決まった横浜高の先輩・涌井から“恩返し”の一打を打つことを誓った。
祖父の渡辺元智氏(78)は母校の元監督で、涌井の恩師にあたる。8歳だった佳明少年はプラスチックバットを手に高校3年生の涌井が投げるゴムボールを打っていた思い出がある。旧知の間柄だけにショックも大きく「小さい頃から知っている涌井さんがいなくなるのは寂しい。もう少し一緒にやりたかったですし、一緒にお立ち台に立ちたかった」と残念がった。
19年6月29日のロッテ戦(楽天生命)ではプロ初対戦し、13球中12球の直球攻めで2三振に倒れた。「悲しいですけど、また対戦できる。ロッテの時は抑えられたので今度はヒットを打てるように。成長した部分を見せたい」。来年の交流戦でチャンスがあれば、今度は必ず打つ。
(長井 毅)