9月28日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第24回戦は、4対3で北海道日本ハムが接戦を制した。
北海道日本ハムは2回表、水谷瞬選手の三塁打で好機をつくると、1死から矢澤宏太選手のゴロの間に1点を先制。先発の伊藤大海投手は、初回を3者凡退に抑えるも、2回裏に連打で2死1、3塁のピンチから、失策と適時打で2点を失う。
4回表、再び水谷選手の三塁打と山縣秀選手の安打で1死1、3塁から、矢澤選手の犠飛で同点に。しかし直後の4回裏、伊藤投手は山口航輝選手の適時打で再び勝ち越しを許す。それでも以降2イニングは落ち着いた投球を披露し、6回106球6安打1四球6奪三振3失点(自責点0)でマウンドを降りた。
7回表、四球と清宮幸太郎選手の安打で1死1、3塁から、レイエス選手の犠飛で再び試合は振り出しに。7回裏は山崎福也投手が中継ぎとして登板。1死1、3塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜けた。
すると8回表、野村佑希選手、水谷選手の連打で無死1、3塁の好機を演出。続く山縣秀選手に犠飛が生まれ、勝ち越しに成功する。8回裏は杉浦稔大投手、9回裏は齋藤友貴哉投手が無失点でつなぎ、4対3で試合終了。勝利した北海道日本ハムは、山崎福也投手がリリーフとしては移籍後初の公式戦白星をマーク。打線では水谷選手が4安打、清宮幸選手が3安打の活躍を見せ、チームは3連勝を飾った。
一方の千葉ロッテは、先発の小島和哉投手が8回128球10安打3四球4奪三振4失点。打線は西川史礁選手、高部瑛斗選手、山口選手が2安打を放つなど計7安打3得点も、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
日 010100110 4
ロ 020100000 3
日 伊藤大海-○山崎福也-杉浦稔大-S齋藤友貴哉
ロ ●小島和哉-高野脩汰
文・薗田陽和
山縣秀の犠飛で8回表に勝ち越し! 山崎福也は移籍後初の救援勝利
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2025.9.28(日) 20:46
