
楽天は11日、藤平尚真投手(27)が3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表のメンバーに追加招集されたと発表した。メンバーに選出されていた西武・平良海馬投手(26)が「左ふくらはぎの肉離れ」の影響で辞退し、代替選手として同じリリーフ右腕の藤平が選ばれた。藤平は球団を通じ、「選んでいただき光栄です。任されたポジションで全力を尽くしたいと思います。侍ジャパンの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
藤平は昨季、リリーフとして自己最多の62試合に登板。2勝2敗12セーブ、21ホールド、防御率2・11の好成績を残した。150キロを超える直球と切れ味鋭いフォークなどを武器に、後半戦は29試合連続無失点と無双状態だった。
国際舞台での実績もある。初の日本代表トップチーム選出となった24年秋の「プレミア12」では、チーム最多6登板で防御率0・00とフル回転。準優勝に大きく貢献し、侍ジャパン・井端監督に気迫がにじみ出る投球スタイルを評価され、厚い信頼を得た。昨年は韓国代表との強化試合(東京D)のメンバーに選出。2年連続で日の丸を背負って戦っていた。昨オフ結婚し、WBC出場を見据えてWBC使用球で調整するなど入念な準備を進めていた。
平良は今回の侍ジャパンでセットアッパーや守護神候補として期待されていただけに離脱は痛いが、藤平も実力は十分。闘志あふれる男が連覇のために腕を振っていく。
◆藤平 尚真(ふじひら・しょうま)1998年9月21日、千葉県生まれ。27歳。横浜高では3年夏に甲子園出場。16年ドラフト1位で楽天入団。24年から本格的に救援転向。昨秋のプレミア12では6登板で0.00。プロ9年で通算154登板で12勝19敗、41ホールド、13セーブ。防御率3.48。185センチ、85キロ。右投右打。