
◆パ・リーグ ソフトバンク2―1オリックス(2日・みずほペイペイ)
ソフトバンク・モイネロは初回の先頭・広岡にホームランを許して、7月29日の日本ハム戦の2回から続いた連続イニング無失点が29で止まった。外国人投手では65年のバッキー(阪神)の34回が最長で記録更新が見えていただけに、悔しい一発となった。それでも両リーグ防御率1位の左腕はここから驚異の粘りを発揮。4回に無死満塁のピンチをしのぐなど、6回までに7安打3四球を許しながらソロアーチの1失点で切り抜けた。
「先制点を許してしまいましたが2回以降は粘り強く投げることができました。試合をつくることができたと思います」とコメント。11勝目は逃したが、逆転勝ちにつながる先発の役目を果たした。
防御率は試合前の1・07から1・08に悪化。パ・リーグのシーズン防御率の記録は56年の稲尾和久(西鉄)の1・0608。8回1失点でも悪化するような異次元の数字に挑戦している。
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