
◆パ・リーグ オリックス4―7楽天(13日・京セラドーム大阪)
「6番・DH」でスタメン出場した楽天のルーク・ボイト内野手が2―0の3回2死一塁からの第2打席で、曽谷の真ん中高め直球をたたいて左翼席へ4号2ラン。7月27日の西武戦(ベルーナ)以来、13戦ぶりの一発に「浮いてきた甘い球をしっかり打とうとした。アジャストできた」と振り返った。初回2死一、二塁の第1打席では左翼フェンス直撃の適時二塁打。4打数2安打3打点の活躍に三木監督も「2アウトから(の得点)だったし、非常に価値がある。良かったなと思います」とたたえた。
これで4試合連続安打。復調の要因についてボイトは「(相手投手の)クイックに差されている部分があった」と話し、「スタンスを変えたんですが、それが好感触ではまっている感覚がある。それがこういう結果につながっているんじゃないかなと思います」。修正を施そうとホームでは試合前、鈴木大や浅村らにまじって早出練習に参加。「(米国でも)早く来て打つ練習はやっていた」と、ロングティーなどで打撃フォームを調整したことが奏功した形だ。ヤンキース所属時、コロナ禍で60試合に短縮された20年シーズンに22本でア・リーグ本塁打王を獲得した実力をこれからも発揮し、まずはCS圏内の3位を狙いにいく。
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