
◆パ・リーグ 日本ハム2-0楽天(21日・楽天モバイル)
日本 ハム・細野晴希投手(23)は左手でグラブをたたき、表情を変えずマウンドを降りた。6回2死一塁、ボイトを三ゴロに仕留め、この回で降板。6回5奪三振、無失点で3勝目をマークした。「感覚は悪くない。ゼロで6回までいけたのは成長につながった」と92球を振り返った。
初勝利から3連勝も全く満足はしていない。6回を2安打に抑えるも5四球を与えた。「(四球は)引き続き課題。なくしていかなきゃいけない」。前回登板7月5日の楽天戦(エスコン)でも7回に3連続四球を出し、イニング途中で降板。「ボスからフォアボールより打たれようと言われているのでそれに反したピッチングをしてしまった」と猛省した。新庄監督も「フォアボールを出し始めた瞬間、ナヨナヨとしているように見えないですか? 20勝していてもナヨナヨ感は消えないのかな。それを変えていくのが僕の課題です」と苦言を呈された。
チームは楽天に3連勝で貯金を今季最多21とし、前半戦を終えた。分厚いローテの一員として最速158キロ左腕はさらなる成長を誓った。(川上 晴輝)
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