
◆パ・リーグ ロッテ2―0オリックス(21日・ZOZOマリン)
オリックスが今季最少の1安打で12度目の完封負けを喫した。3連敗は5度目で、4カード連続勝ち越しなし。優勝した23年以来の前半戦貯金ターンを決めたものの、首位・日本ハムとは今季最大の6・5ゲーム差となった。
打線が石川柊の前に、6回2死まで無安打無得点と沈黙。杉本、頓宮を同時に外し、宗を今季初の3番に据えた打順も不発に終わった。岸田監督は「今、打線はちょっと下降に向かっていて、なんとかしていかないといけないというところで」と、オーダー組み替えの意図を説明。そのうえで「(石川柊は)変化量も大きくて、いい投球をされた。封じ込まれましたね」と唇をかんだ。
3位で終えた前半戦を振り返り、「野手陣が打ってくれて、攻めていったからこそ今、この位置にいる」と指揮官。貯金8という数字については「後ろ向きに捉えていいことなんか何もないので、結局は前向きに捉えて攻めていくしかない」としつつ、「去年5位なので、いつまでたってもうちはチャレンジャー。向かっていくしかない」と強調した。
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