
◆パ・リーグ 西武―オリックス(2日・那覇)
オリックス・宮城大弥投手の妹でタレントの弥生が、プロ野球・西武―オリックス戦のNHKBS中継でゲスト解説に登場した。この日は、兄が地元・沖縄でプロ6年目にして初の「がい旋登板」。興南高時代の19年以来となる、セルラースタジアムのマウンドで躍動する大弥を見つめ「球数が少なく、ストライク先行が多い。落ち着いているけど、(地元ということで)心の中で思う部分はあるのかな」と、家族としてうれしそうだった。
5回、無死満塁のピンチを招いた際には、同番組おなじみの「勝負眼」を掲げてパワー注入。「ここで打てば西武に勢いがつくし、抑えればオリックスに勢いがつく」と、放送席から祈るような思いで見つめていた。
妹の思いに応えるように、大弥は右飛、空振り三振、中飛で後続を断ち切り無失点。雄たけびを上げた兄に「普段は感情を表に出さないので、カッコいい」と、メロメロな様子だった。
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