
◆パ・リーグ ロッテ1-2ソフトバンク(29日・ZOZOマリン)
ソフトバンク・山川が、復調を確信する一発を放った。2回1死、田中晴の初球を左翼席へ。先制の11号ソロだ。気合の丸刈りで27日に1軍復帰後、3戦2発と量産気配。「今日は良かったと思います。打席の感じとか、ボールの見え方とかも含め、ファームに行く前と比較して確実に(状態は)いい」と胸を張った。27日の満塁弾は「まぐれに近い」と表現したが、今度は確かな手応えを感じた。
極度の不振で16日に出場選手登録を抹消。1か月間も本塁打がなかったが、幸いにも、パ・リーグのキング争いで大きく抜け出すライバルは出なかった。トップを走る日本ハム・レイエス、万波と3本差。「一気に3本は縮まらないので、1打席ずつ今しっかりやっていることを意識してやれば、いいところまでいく」と2年連続5度目の本塁打王も完全に射程圏だ。
チームは最多タイの貯金8。主砲の打棒が完全に戻れば、7月1日からの日本ハム3連戦(東京D、みずほペイペイ)で首位の座も見える。(島尾 浩一郎)
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