ロッテ・吉井監督命名「ダイナマイト」育成出身5年目、山本大斗がプロ1号 昨年イースタン2冠 

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6回1死一、二塁、山本が左越えに先制3ランを放つ(カメラ・越川 亙)

◆パ・リーグ ロッテ4―0日本ハム(16日・ZOZOマリン)

 振り抜いたバットをライトセーバーのように高く掲げながら、ロッテ・山本は打球を見上げた。フォースの力を借りなくても大丈夫。「完璧でした!」。手応え十分のアーチは左翼席へ到達した。両軍無得点で迎えた6回1死一、二塁。映画にちなんだイベントデー「STAR WARS NIGHT」を勝利に導く先制3ランは、育成入団から5年目で念願のプロ1号だ。

 吉井監督に「ダイナマイト山本」と命名されたパワーの持ち主だが、なかなか爆発力を発揮できずにいた。昨年はイースタンで本塁打(19本)と打点(66)の2冠も、1軍では5試合で2安打。今季もオープン戦で結果が出ず、開幕1軍を逃した。

 いずれもイースタントップの5本塁打、21打点と奮起して、12日に1軍昇格。3戦連続スタメン起用に「自分がチームの流れを変える」と燃えていた。一方で、今年から打席ごとに配球や反省点などを書き込む「野球ノート」でクールな分析力も発揮。無失点投球を続ける先発の田中晴に「決めてくるわ」と“予告”して放った殊勲弾は、初球のカットボールをバットに乗せる技ありの一発だった。

 ピカピカの笑顔でお立ち台に並んだ22歳の新大砲と20歳の快速右腕。若きスター候補2人のドラマチックな活躍で、ロッテがZOZOでの日本ハム戦連敗を8で止めた。(星野 和明)

 ◆山本 大斗(やまもと・だいと)2002年8月9日、鳥取県生まれ。開星(島根)から20年育成ドラフト3位でロッテ入り。22年途中で支配下選手となり、同年9月30日のオリックス戦(京セラD)で公式戦初出場。昨季までの1軍通算成績は9試合27打数3安打で本塁打、打点なし。180センチ、88キロ。右投右打。今季推定年俸500万円。

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