
◆パ・リーグ オリックス2―0西武(15日・京セラドーム大阪)
西武・高橋は自らを鼓舞するようにぽんっとグラブをたたき、マウンドを後にした。7回2死一、三塁。渾身(こんしん)の143キロフォークで中川を中飛に打ち取り、7回4安打1失点で降板した。
打線の援護なく今季2敗目で、昨年からの13連敗は、22~23年の隅田の12連敗を更新する球団ワースト。球界では02~03年にかけて15連敗の川越英隆(オリックス)以来の大型連敗となったが、「僕のできることは最大限にできた」と兆しは感じ取った。
初回に先制を許し、2回にも無死満塁のピンチを背負ったが、粘った。試合中にも西口監督と豊田投手コーチからアドバイスを受けながら、今季最多の116球を投げ切った。
昨季は0勝11敗。今季も3試合に登板したが、白星がどうしても遠い。「時間はかかってますけど、本当に粘り強く。こればっかりは逃げ道はないので、立ち向かって一試合一試合、一球一球投げていくしかない」と自分に言い聞かせるように話した。(大中 彩未)