【オリックス】7日にトミー・ジョン手術の吉田輝星が激白!パワーアップして「150キロをバンバン出す」

スポーツ報知

2025.3.20(木) 05:00

右腕にギプスをつけるオリックス・吉田輝星(椋木蓮のインスタグラム@muku reenより)

 7日に大阪府内の病院で右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)と鏡視下右肘頭骨棘(こつきょく)切除術を受けたオリックス・吉田輝星投手(24)が19日、大阪・舞洲の球団施設でリハビリを開始した。復帰まで1年以上かかるとされる同手術を終え、現在の心境を激白。「150キロをバンバン出す」とパワーアップした姿でマウンドに戻ることを宣言した。

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 室内練習場に現れた吉田は、晴れやかな表情を浮かべながら決意を表明した。

 「野球選手とかじゃなくて、久しぶりに外に出たので太陽が気持ちいい。いろんな人に報告しても、トミー・ジョン手術というのは別名『サイボーグ化』みたいに言われる。自分次第でそうなるか、再発するかが変わってくる。これからが本当にきついと思うけど、そこは頑張りたいです」

 チーム内では、山崎や椋木らが同手術から復帰している。

 「話を聞ける人がたくさんいる。野球をやっていない時の肘の状態に戻れるし、(リハビリの)1年間ではオフも挟むので。いつもの2、3倍くらいのオフ期間があると考えたら、投げ方を修正する面でも、すごくいい時間になる」

 現在はあまり動けないが、来季の復活に向けては明確なプランもある。

 「3月7日に手術したので、遅くても来年の3月7日には実戦復帰できているんじゃないかな。来年の(春季)キャンプは球数制限はあれど、リハビリ組じゃないスタートを目指したい。京セラドームで150キロをバンバン出すのが目標」

 昨季50登板で救援陣を支えた右腕。明るい未来を信じ、一歩ずつ階段を上がっていく。

 〇…オリックス・椋木が20日のDeNA戦(横浜)へ危機感を募らせた。開幕6戦目を託される予定の4年目右腕だが、11日の中日戦(バンテリンD)は2番手で4回3失点。「話にならなければ(登板機会も)ないので。ラストチャンスと思って、挑むつもりで投げたい」と強調した。昨年の日本一球団を相手に、90球前後が目安となりそう。「先発するのは初めてなので、初回からバンといきたいです」と意気込んだ。

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