
◆オープン戦 西武10―0広島(19日・ベルーナD)
西武は19日、投打ががっちりかみ合い、オープン戦最多となる15安打をマーク。10得点を挙げ、3戦連続の完封勝ちを収めた。試合後、西武の2025年開幕ローテーション入りメンバーについて西口文也監督が言及した。
先発したローテ入り候補のアンダースロー右腕・与座海人投手は4回2安打無失点で降板。前回登板から8イニング連続の無失点投球の快投を見せ、「投げている感触もいい。三振も取れたり打たせることもできたり、やりたいことはできている」と汗をぬぐった。同じく候補の菅井信也投手は6回から3番手で登板し、3イニングを4安打3奪三振無失点。オープン戦では2試合に登板し防御率は0・00と安定した投球を見せている。
西口文也監督は試合後、与座について「持ち味を生かした投球ができていた。(ローテ入りを)目指してもらわないと困る」と称賛。菅井についても「合格点って言えるかどうか分からないですけど、しっかり頑張って投げて持ち味を発揮してくれていたのでいいんじゃないですかね」と及第点を与えた。
西武では既に、開幕投手の今井に加え、0勝11敗からの復活を期す高橋、24年11月のプレミア12日本代表にも選ばれた左腕・隅田、昨季急成長を見せたプロ7年目右腕・渡辺のローテ入りが決定的。残り2枠となっている開幕ローテの構想は固まったか、という報道陣の問いに対して指揮官は「「まあまあ(そろったと言っても)いいんじゃないですかね」と言及。与座と菅井の当確を示唆した。
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