◆ OP戦打率.286と打撃で存在感「2年目ができる打撃ではない」
ロッテの2年目・寺地隆成が、12日に行われた日本ハムとのオープン戦に「8番・捕手」で先発出場。第1打席で適時二塁打を放つと、第3打席では片手で弾き返した打球が右翼の頭上を越える適時打となり、2安打2打点の好成績を残した。
オープン戦11試合に出場し打率.286(21-6)と、自慢の打撃で開幕スタメンへアピールを続ける寺地に、17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』でも注目が集まった。
谷繫元信氏は、特に第3打席の寺地の打撃を「2年目ができるような打撃ではない」と称賛。正捕手・佐藤都志也が2月に右足親指を骨折し離脱している中で「この使われ方を見ると、もしかしたら開幕スタメンもあるよね」と予測した。
佐伯貴弘氏は「非常に良い打撃。タイミングの取り方やバットの出し方など、ソフトバンク・近藤健介のような感じもする」と分析。「打撃でしっかりアピールできているので、もし開幕マスクを被りシーズンに入るなら、今度はリード面で勉強しなければいけない所がいっぱい出てくると思う。それはロッテの投手陣が、寺地をしっかり育ててほしい」と捕手としての成長にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』