
昨秋のプレミア12・侍メンバーで、日本ハムの北山亘基投手(25)が5日、来年3月に行われるWBC出場を熱望した。
3日、沖縄・名護で行われている春季キャンプを侍ジャパンの井端弘和監督(49)が視察。指揮官から「不慣れなところでやってくれた。2イニング予定のところを3イニングいってくれたり、使いやすい選手だった」と評価された。「すごくうれしかった。次の代表に選んでもらえるように。WBCはまたレベルが上がるので、そこに選ばれるような活躍をするのが今年の目標」と意欲を示した。
昨季は14試合に登板し5勝、防御率2・31、プロ初完封も達成した。11月のプレミア12では4登板で1勝、防御率3・86をマーク。「環境は全然違いますし、予定通りにいかないこともあった」。敵地・台湾でアウェーの中での登板も経験。「タフな中で勝たないといけない難しさもあった。バッターの雰囲気、スイングも違ったので、何から何までいい経験」と侍での戦いが大きな財産となった。
今キャンプでは、1日と4日にブルペン入り。自慢の直球にかなりの手応えを感じている。「今までより、強度のある真っすぐになってきている。(昨年のシーズン中より)全然いいんじゃないですか」。最速157キロ右腕は、今季さらなる進化を遂げ、夢のWBCで再び日の丸を背負う。(川上 晴輝)
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