
◆紅白戦(3日・名護)
日本ハムの開幕ローテを争う2人が、いきなり火花を散らした。白組先発の金村尚真投手、紅組先発の根本悠風投手がともに2回3安打無失点。いずれも走者を許しながらも、ホームは踏ませなかった。
金村は「ヒットは打たれたんですけど、バッテリーミーティングで言われた通り、しっかりゾーンで強い球を投げて勝負できたのでよかった」と振り返った。2回には無死一、三塁のピンチも招いたが、後続を断ち「紅白戦といえど失点したくないと思っていた。そこからギアを上げて無失点で抑えようと、しっかり投げました」とうなずいた。
根本は「2月3日にしては、真っすぐも変化球もちゃんとゾーンにいっていたのでよかった。落ち着いて投げられている」と上々の滑り出し。ローテ争いに「あと1枠、2枠ぐらいしかないと思うので、すごい意識してやっている。自分のやれることをやっていけば、入れるんじゃないかと思っている」と自信ものぞかせた。
この日、球場のスピードガンが表示されたのは1回表の打者2人まで。球団のスピードガンより5キロほど速く表示されていたため表示が中止され、投げていた金村は152キロを連発していた。しかし実際の最速は148キロ。金村は「球場で152出てたので、根本が言ってきました。『あれ出てないから』っていうのは(笑い)。仲間ですけど、(ローテから)誰かが落ちる。仲いい関係の中でも、そういう意識は持っていないとダメだと思う。ちょっとイラッとしましたけど」と笑いながらも、ライバル心をのぞかせていた。