
◆パ・リーグ 日本ハム―オリックス(1日・エスコンF)
日本ハム・伊藤大海投手(26)が8勝目を懸け、2日のオリックス戦(エスコン)で先発マウンドに上がる。前回登板の西武戦(ベルーナ)は9回7奪三振で今季初完封。8月31日に誕生日を迎えた右腕は、今季ここまで4戦未勝利(3敗)の難敵退治、プロ3年目で初の2戦連続シャットアウト勝利を狙う。
心身共に万全な状態で、26歳初登板に挑む。1日に本拠地で最終調整した伊藤は「(前回より)より良くなるようにしっかり準備できた。いい時間を過ごせた」と充実感たっぷり。キャッチボールやダッシュで汗を流すと「(今)あるものにより磨きをかけられた」と自身2連勝への手応えをにじませた。
26歳の誕生日だった8月31日は「うち(自宅)で一人ゆっくりしました。全然さみしくないです」。自宅に釣り具だけを置く「趣味部屋」を持つほどの釣り男子は、自身へのプレゼントにリールを購入したと言い「一番いいやつです。色はシルバーグレーみたいでちょっと黒っぽくて。年代物を集めている。観賞用です」とリラックスした表情も浮かべた。
7勝目を挙げた8月26日の西武戦で、今季20登板目にして初の完封勝利をマーク。プロ3年目で初となる無四球完投で、通算4度目のシャットアウト劇を飾った。北海道での残留練習では「体をいかに回復して次の登板を迎えられるか」とリカバリーにも重点を置き、爪を研いできた。
対峙(じ)するのは今季未勝利で防御率(6・30)もカード別ワーストとなっているオリックス打線。3年連続2ケタ勝利に向けても落とせない一戦だ。「残りの数試合をケガせずしっかり投げきって、『今シーズン頑張りました』という報告をいろいろなところでできたら」。一つ年を重ねた道産子右腕が、シーズン最終盤でラストスパートをかける。(堀内 啓太)