【日本ハム】人生初「9回完投」の上原健太投手「これから先にもつながってくる」

スポーツ報知

先発し9回無失点だった上原

◆パ・リーグ オリックス1×―0日本ハム=延長11回=(20日・京セラドーム)

 日本ハムの上原健太投手(29)が「人生初」の領域に、足を踏み入れた。20日のオリックス戦に先発し、9回を4安打無失点に抑えた。しかし打線も散発3安打と援護がなく、チームは延長11回にサヨナラ負け。3勝目は手にできなかったが「9回まで投げ切ったことが僕の人生で初めてなので。そこは1つ先に進めたんじゃないか」。プロ8年目で初どころか、アマ時代もなかった投球回数に、収穫を強調した。

 “不調”を逆手に取った。試合前のキャッチボールから「(状態は)何とも言えないなという感じだった」。その思いから初回は丁寧に投げようとし過ぎたあまり、四球と安打で1死一、三塁と、最大のピンチを迎えた。

 2回以降は「いいボールを投げる必要はない。ぽんぽんストライクを投げて、打ってもらうという意識に切り替えた」。テンポ良く投げることを心掛け「先頭打者は何としてでも抑える」という自身のテーマを完遂した結果、9回を投げ抜くことができた。建山義紀投手コーチ(47)は「ボールの質も上がっているし、打者の心理を理解している。いろいろな部分で成長している」と絶賛した。

 未知だった世界を終え、上原は「大きな経験になったし、これから先にもつながってくるんじゃないかなと思う」とうなずき「生かせるようにやっていきたい」と今後の投球への財産と捉えた。白星はつかなかったが、得た物の大きい116球となった。

(砂田 秀人)

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