
◆パ・リーグ 日本ハム2―3楽天(13日・エスコンF)
楽天は打線が13安打と奮起し、4カード連続での勝ち越しで球団最長の22年の11連勝以来の8連勝を飾った。伊藤裕季也内野手(26)がキャリアハイとなる5号を放つなど4打数2安打1打点とチームを勢い付けた。小深田大翔内野手(27)は勝ち越し打を放つ活躍を見せ、勝利へ導いた。
日本ハムキラーが主導権を奪い取った。1―2の6回2死。伊藤裕が相手先発・加藤貴の140キロの直球を捉えると、打球は左翼席上段へ飛び込んだ。同点の5号ソロ。「めっちゃ飛んだっすね。たまたま甘かったのでうまく反応した」とニヤリと笑った。
開幕戦となった3月30日の同戦では加藤貴から新球場第1号を放ち、歴史に名を刻んだ。ここまで加藤貴とは4度対戦し、打率5割と好相性。日本ハム戦も3割3分3厘でこの日もキラーぶりを発揮した。
新天地で開花した。昨年7月まで所属したDeNAではルーキーイヤーの19年に4本塁打を放つも、その後3年間は0本と苦しんだ。だからこそ、自己最多を塗り替えても「(打撃の)不安がなくなることは多分ない」と冷静さは忘れない。「僕はもうレギュラー取ることだけしか考えてない。もっともっと上を目指して結果を残していかないといけない」。快音を鳴らし続け、今季こそ花を咲かせる。(内藤 菜月)