
ソフトバンク・和田毅投手(42)が28日、42歳では異例の新球習得を目指していることを明かした。
宮崎キャンプで、左太もも裏の張りから復帰後2度目の本格的なブルペン投球。64球の中で数球、投げる前に聞き慣れない言葉を発した。「速いカーブで」。鋭く縦に落ちるような軌道に、納得の表情を浮かべた。
「けがをして考える時間があったので、カーブを1個増やそうかなと。(これまでのカーブとは)違うような、新しい球種。ただ握りが変わっただけなんですけど、おもしろい変化をしてくれた。一番いいのは柊太(石川)のカーブですよね。縦に速く曲がるパワーカーブ」
元々のカーブの球速は120キロ前後。130キロ前後のスライダーなどとは10キロほどの差があり、その中間の球速帯が新球の理想だ。「(直球が)140キロ台。実際に使えるかどうかは別にして、5キロ刻みで全部の球速帯ができるので。的を絞らせづらくなるのかなと思います」。昨季は41歳で自己最速の149キロを計測。最後の“松坂世代”はプロ21年目でなお進化している。(中村 晃大)