
西武のルーキー・古川雄大外野手が15日、秋季キャンプでのシート打撃で左越え本塁打を含む3安打を放って存在をアピールした。
青山が投じた低めの速球をフルスイングすると、打球は左翼フェンス上のネットへと伸びていった。1軍で39試合登板の右腕から放った一発を含めて3安打を放ち「結構、自信になりました」と満足げに振り返った。松井監督も「MVPやね。素晴らしい、よかったね」と笑顔でたたえた。
佐伯鶴城から昨年のドラフト2位で入団。右投右打、186センチ、90キロの体は身体能力が高く、近い将来の外野のレギュラー候補として期待されている。この秋季キャンプでは小関ファーム野手総合兼打撃コーチからタイミングの取り方について指導を受けているという。「今で課題だったタイミングを合わせることをキャンプ中から練習してきたので、それをきょう実戦で結果が出たという感じです」と手応えを口にした。松井監督も「やっていることが少しずつ結果につなげれば取り組みも変わるでしょうし、続けていく中で覚えていくこともあるでしょう」と評価した。
今季は2軍戦で1試合に出場したのみで打席に立っていない。「来年は2軍のレギュラーを勝ち取れるように。1軍に上がれたらいいですけど」と2軍で経験を踏んで実績をつくることを目標に掲げる。その踏み台になるのが今回メンバーに選出された「2023 アジア・ウインター・ベースボール・リーグ」。「秋季キャンプで培った様々なスキルをウインターリーグでしっかりと出し切り、来季に向け新たな課題を見つける機会にしたいです」と台湾での舞台を成長の糧にするつもりだ。