阿部慎之助コーチ 西武・内海哲也は「俺に似てあまりセンスない(笑)」努力の左腕を「良き後輩」と絶賛

スポーツ報知

09年、日本シリーズの優勝祝勝会で阿部(右)にビールをかける内海

◆パ・リーグ 西武―楽天(19日・ベルーナドーム)

 現役を引退する西武・内海哲也投手(40)に、長くバッテリーを組んだ巨人の阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)が惜別の手記をつづった。

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 持つべきものは良き後輩だなって、本当にそう思います。投手陣は全て内海に任せきりだったし、安心して任せることができた。後輩が慕っているのがよく分かった。練習に対する姿勢だったり、みんなが間近で見ていたからね。

 内海は俺と似たところがあって、センスはあまりない(笑い)。センスはないから、努力でカバーするしかないって、本人も思っていたと思うよ。量で追いつくしかないって。プロに入ってきて、最初は投げてみないと分からない投手だったけれど、たくさん悔しい思いをして、それで「もっと頑張らなきゃ」と思えたんじゃないかな。

 言われてやらされるのか、気づいてやるのか。内海は自分で若いうちに気づいて、これじゃダメだと思えたからこそ、誰よりも練習して、少しずつ身になっていった。教えられてできるものじゃないけれど、そういう秘めた闘志みたいなものは最初からあった。

 内海と組んだ試合で一番の思い出は、09年の日本シリーズかな。札幌ドームの日本ハム戦。フルカウントから、稲葉さんに外真っすぐでパシャーン!って見逃し三振取った時は、腰抜かしそうなくらいうれしかった。大事な場面でストレートで見逃し三振って一番うれしいし、キャッチャー冥利(みょうり)に尽きる。会心だった。

 ここまですごい投手になるとは思っていなかったし、本人もこんなに長くやれると思ってなかったんじゃないかな。本当によくやったよ。お疲れさまでした。(巨人作戦兼ディフェンスチーフコーチ)

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