
◆パ・リーグ 楽天10―1ロッテ(4日・楽天生命パーク)
2位の楽天は、ロッテ戦の3回に球団最多タイとなる1イニング3本塁打を放つなど、5発10得点の猛攻で快勝し、単独2位浮上。西武との2・5ゲーム差を守った。
週末に開催される「仙台七夕祭り」の前座にしては派手すぎる花火大会だった。一発目は炭谷。2回、左翼へ先制の4号2ラン。バッテリーを組む岸が「まさか入るとは思わなかった」とお立ち台で笑わせた一撃が合図だった。
ボルテージが一気に上がったのは3回。単打とセーフティースクイズで2点を追加した後、鈴木大が3号2ラン。続く茂木が連弾の5号ソロ。四球を挟み西川にも2ランが飛び出した。1イニング3発は7月20日のソフトバンク戦(北九州)以来6度目の球団最多タイ記録。この回6安打7得点で試合を決めた。
フィナーレは4回。島内の8号ソロで早くも2ケタ10得点。昨季の打点王は「打ち過ぎだべ」と一言。「東北ろっけんまつり」と題された試合で、先発全員安打の打線が杜(もり)の都を盛り上げた。
前夜3日の同カードでは佐々木朗相手に単打でコツコツ逆転したが、この日は大技で5発含む14安打10得点と大勝。後半戦2カード連続勝ち越しで単独2位に浮上し、真喜志監督代行も「言うことないでしょう? めったにないことだけど安打の延長が本塁打という感じでやってくれれば継続していける」と胸を張った。地に足をつけ、楽天が白星祭りを続ける。(岸 慎也)