全球団に本塁打王クラスの主砲が存在? パ・リーグの“チーム内本塁打王”を振り返る

2024.2.2(金) 17:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
福岡ソフトバンクホークス・近藤健介選手(C)Softbank HAWKS

熾烈な本塁打王争いは今シーズンも見られるか

 2023年のパ・リーグでは、シーズン最終戦まで熾烈な本塁打王争いが繰り広げられた。その結果、浅村栄斗選手、ポランコ選手、近藤健介選手の3名が、26本塁打で並んでタイトルを獲得。また、万波中正選手もわずか1本差の25本塁打を記録し、戴冠まであと一歩に迫ってみせた。
 年間30本塁打を超えた選手こそ不在だったが、本塁打王争いを繰り広げた選手たちの所属球団が全て異なったことは特筆ものだ。それに加えて、残る2球団においてもハイペースで本塁打を記録した選手が存在していた点も、2023年を振り返るうえで興味深い要素の一つだ。
 今回は、2023年のパ・リーグ6球団でチーム内最多の本塁打を記録した選手たちを、実際の成績とともに紹介。さらに、各選手が本塁打を記録したペースを指標を通じて確認することによって、新たなシーズンにおける強打者たちの活躍にも期待を寄せたい。

万波中正(北海道日本ハム)

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