良くも悪くも試合の流れや球場の雰囲気を一振りで変えるホームラン。なかでも、最も大きく試合を動かすのがグランドスラムだ。2023年シーズン、パ・リーグで生まれた10本の満塁本塁打を動画とともに振り返る。
今季初の満塁本塁打はこの選手のバットから
◇福岡ソフトバンク対東北楽天 第4回戦(4月27日・PayPayドーム)
0対0で迎えた6回裏、ここまで東北楽天の先発・瀧中瞭太投手に、わずか1安打に抑えられていた鷹打線が奮起する。1死から中村晃選手と近藤健介選手の連打、柳田悠岐選手の四球で満塁とすると、栗原陵矢選手が2番手・鈴木翔天投手からライトへ均衡を破る先制の満塁本塁打。先発・森唯斗投手(現横浜DeNA)の好投に一振りで応えた。
NPB初ホームランが満塁弾に
◇オリックス対広島「日本生命セ・パ交流戦 2023」 第3回戦(6月1日・京セラドーム)
開幕前に支配下登録をつかんだ、オリックスの育成ドラフト4位ルーキ...