70勝68敗5分で2位に着けた千葉ロッテ。負けたら4位転落の状況で迎えた2023シーズン最終戦、4位・東北楽天を相手に勝利を収め、3位・福岡ソフトバンクと「0」差の2位でシーズンを終えた。
本記事では、投手編、野手編に分け、千葉ロッテの2023シーズンを振り返っていく。
打撃成績は改善も、ポジションを固定できず守備のミスが目立つ
レアード選手、マーティン選手の両助っ人が球団を離れ、その穴を埋める形でポランコ選手を獲得。昨季137試合に出場した高部瑛斗選手もけがで離脱したが、岡大海選手、藤原恭大選手、角中勝也選手らが出場試合数を伸ばし、打線を支えた。
結果的にはチーム打率.239(リーグ4位)、100本塁打(同4位タイ)の成績。四球数は昨季の433から453に、長打率も.342から.354と微増、昨季の95併殺から79併殺に減少と改善...