“パ・リーグ元年”に生まれた記録を、71年ぶりに更新する快挙を達成
北海道日本ハムの加藤貴之投手が、2022年シーズンに歴史的な投球を見せた。規定投球回に到達したうえで、与えた四球はわずかに「11」。この数字は、野口二郎氏が1950年に記録したシーズン与四球「14」という記録を、実に71年ぶりに更新するものだった。
今回は、加藤投手が2022年に記録した、「年度別指標」「投球コース」「結果球割合」「球種別被打率」という4つのデータを紹介。新球場で迎える2023年の開幕投手にも指名されている左腕が見せた、過去に類を見ないレベルの快投をより深く掘り下げていきたい。
プロ入り初年度に日本一に貢献し、その後も主力左腕として活躍を続けてきた
加藤投手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。