埼玉西武ドラフト2位渡邉のセールスポイントに辻監督ニンマリ 「一番嬉しいね」

Full-Count 岩国誠

2018.12.14(金) 08:15

新入団会見で大谷翔平のモノマネを披露した埼玉西武のドラフト2位・渡邉勇太朗※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
新入団会見で大谷翔平のモノマネを披露した埼玉西武のドラフト2位・渡邉勇太朗※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

エンゼルス・大谷投手のモノマネを披露しファンのハートを掴んだ

 13日に行われた埼玉西武の新入団選手発表会。エンゼルス・大谷翔平選手のモノマネを披露して、ファンのハートをがっちり掴んだドラフト2位の渡邉勇太朗投手。「物怖じせず、自分の投球ができる」というアピールポイントを、違った形で実践して見せた。

 発表会前には「ユニフォーム似合ってますかね」と、窓ガラスでその姿を確認するお茶目な一面も見せていたが、背番号「12」については「こんな若い番号をいただいて、今は嬉しいが、期待に応えられるよう頑張りたい」と、意気込みを語った。

 背番号「12」には特別な思いがあるという。現在、白鴎大3年の兄・亮太朗さんが以前つけていた背番号だという。「野球を始めたきっかけは父と兄。兄は捕手をやっていて、よく受けてもらっていた。指名を受けた際、兄には『さすがだな。スゲェな』といってもらいました」と、笑顔で振り返っていた。

「今回、入団する選手で埼玉出身は僕ひとり。所沢から埼玉を盛り上げられるよう、頑張っていきたいと思います!」と、力強く宣言する190センチの若獅子を、隣で頼もしげに見上げていたのが辻監督。「セールスポイントが『動じない』っていうのがいい。一番嬉しいね、ピンチで力を発揮できる」と、早くも指揮官のハートもがっちりつかんだようだ。

 発表会終了後、恒例となっているハイタッチでのファンの送り出しでは、子供と同じ目線になるようにしゃがんで、手を合わせる細やかな気遣いも見せていた18歳。大胆にして繊細。その右腕は大きな可能性を秘めている。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

記事提供:Full-Count

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