北海道日本ハム移籍の金子が正式契約 登録名「金子弌大」で再出発「情熱に心を打たれた」

Full-Count 石川加奈子

2018.12.10(月) 14:06

入団会見を行った金子弌大(右)※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
入団会見を行った金子弌大(右)※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

背番号は慣れ親しんだ「19」に決定「ルーキーの気持ちで」

 オリックスから自由契約となり北海道日本ハムへの入団が決まった金子千尋投手が10日、正式契約を結び、札幌市内で入団会見を行った。移籍に伴い、登録名は「金子弌大」となり、新天地での背番号は代名詞の「19」に。新しいユニホームに袖を通した右腕は「栗山監督はじめ、球団の方の情熱に心を打たれて、北海道で野球をしたいと思いました。35歳、ルーキーの気持ちで北海道のために頑張ります」と語った。

 2004年の自由獲得枠でトヨタ自動車からオリックスに入団した金子。4年目からローテを担うと10勝をマークし、そこから4年連続2桁勝利。2010年、2014年と2度の最多勝を獲得し、2014年にはMVPと沢村賞にも輝いた。プロ14年間で120勝を積み上げてきた。

 17試合で4勝7敗に終わった今季で2014年オフに結んだ4年契約が満了。オリックスから野球協約で定められた40%の減額制限を大きく超える大幅なダウン提示を受け、自由契約となることを選択。北海道日本ハムからのオファーを受けて入団に合意していた。栗山英樹監督が同席した会見で、金子は「期待を裏切らないように、それ以上の成績を残せるように1日1日死ぬ気でやっていきたいです」と語っていた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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