9月に右肘手術も「状況はいい」
5日、福岡ソフトバンクの岡本健投手が契約更改に臨み「微増です」というアップ査定でサインした。
岡本健は今季23試合に登板して1勝をマークしたものの、7月には右肘の不調から登録抹消。9月20日に手術を受けて全治3か月の診断を受け、懸命にリハビリに励んでいる。「前半の投手が苦しい中で投げたことを評価していただいた」と球団のアップ査定にニッコリ。金額については「微増というだけにしといてください」と明らかにしなかった。
「いい感じで投げられていましたが、ケガで下に落ちたことは悔いが残ります。1年間通してプレーすることの大変さをすごく感じました」としたうえで「来年は自分にプレッシャーをかけてやっていきたい」と語った。
9月に2度目のメスを入れた右肘は「いい状況だと思います。多少の違和感はありますが、手術した以上はこれに慣れていかないと」とした。オフは右肘の状態を見ながら筑後でトレーニングを続ける予定で「春のキャンプまでには(投げられるまでに)もっていきたい」という。
来季については「与えられたところでやっていくだけだが、中継ぎとして勝負していきたい」と復活へ意欲を燃やした。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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