レンジャーズは先発投手の補強が急務「入念に下調べをすることになる」
埼玉西武は、菊池雄星投手のポスティングシステム(入札制度)申請のための手続きを正式に済ませ、メジャー30球団は4日(日本時間5日)から交渉が解禁となった。新天地候補には米西海岸の球団が有力と報じられる中、カブスのダルビッシュ有投手がかつて在籍したレンジャーズも争奪戦に参戦する可能性があるとMLB公式サイトが報じている。
昨オフ、大谷翔平投手の争奪戦で敗れたレンジャーズだが、2年連続でNPBのスター獲得に動いているという。
「間違いなく、我々も注視している。選手の経歴調査に関しては、うちのスタッフは素晴らしい仕事をしている。どこまでの興味なのか私はコメントしたくはないのだが、我々は入念に下調べをすることになる」
記事によると、菊池獲得に関して、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMはこう語り、水面下で調査を進めていることを明らかにしたという。
特集では「レンジャーズの投手の必要性は明確だ」と指摘。先発投手はマイク・マイナー、トミー・ジョン手術明けのエディンソン・ボルケス、ドリュー・スマイリー、さらに、若手のヨアンデル・メンデス、アリエル・フラドという手薄な状態だという。
「このクラブはオフシーズンの間中、投手を探すことになる」とチーム状況について言及した上で、「オオタニやユウ・ダルビッシュと同じレベルとは認識されていないが、依然としてメジャーの球団から多大な興味を引くことが予想される」と菊池の米国での評価も紹介している。
ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズという西海岸が新天地候補に浮上する中、2012年から17年シーズン途中までダルビッシュが活躍したテキサスは菊池の新天地候補のダークホースになるかもしれない。
(Full-Count編集部)
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