埼玉西武中村が通算400号へ自信「普通に試合に出て、普通にいい打撃ができれば」

Full-Count 上岡真里江

2018.12.5(水) 11:31

契約更改に臨んだ埼玉西武・中村剛也※写真提供:Full-Count(写真:上岡真里江)
契約更改に臨んだ埼玉西武・中村剛也※写真提供:Full-Count(写真:上岡真里江)

海外FA権を行使して残留「もう1回日本一になりたい」

 埼玉西武の中村剛也内野手が4日、メットライフドームで球団との来季契約交渉を行い、現状維持の2億8000万円でサインした(金額は推定)。中村は事前に海外FA権を行使した上での残留を宣言していた。

 決断の理由について「年齢も年齢ですし、FA権をずっと所持しているのもどうかと思った。今年はリーグ優勝はしましたが、日本シリーズに出られず、日本一にもなれなかった。今まで育ててもらったこのライオンズで、また、今年達成できなかったことに挑戦するという道を選びました。もう1回日本一になりたい」と話した。

 17年目の今季は前半戦こそ苦しんだが、7月に入りV字復活。8月にはパ・リーグタイ記録となる6試合連続アーチをかけるなど、12本塁打を放ち月間MVPにも輝いた。渡辺久信シニアディレクター兼編成部長も「優勝の立役者の1人。大事な勝負どころの時期に戻ってきてくれた」と讃えた。

 今季28本を放ち、通算400号本塁打まで15本と迫った。「普通に試合に出て、普通にいいバッティングができればいける数字。あっという間に過ぎ去りたい」と、キング・スマイルで抱負を語った。

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

記事提供:Full-Count

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