埼玉西武野田は1300万円増も、永江&呉&水口はダウン「優勝しましたが…」

Full-Count 上岡真里江

2018.12.4(火) 21:03

契約更改に臨んだ埼玉西武・野田昇吾※写真提供:Full-Count(写真:上岡真里江)
契約更改に臨んだ埼玉西武・野田昇吾※写真提供:Full-Count(写真:上岡真里江)

永江は危機感「今年契約していただいただけありがたい」

 埼玉西武は4日、所沢・メットライフドームで10選手と来季の契約を更改。主力としてパ・リーグ10年ぶりの優勝に貢献した外崎修汰内野手、源田壮亮内野手、中村剛也内野手、榎田大樹投手や16年ドラフト1位の今井達也投手に加え、5選手がサインした。5選手の契約年俸、コメントは次の通り(金額は推定)。

○永江恭平内野手(1200万円→1040万円)
「今季は何もしていなかったので、今年契約していただいただけありがたいなと思っています。来年は、浅村(栄斗)さんが抜けるので、チャンスだと思って、穴を埋めていけるように頑張っていきたいと思います。そのために、守備でももっとできることはあると思いますし、打撃では、捉える力が大事だと感じたので、自分なりにいろいろ考えていきたい」

○呉念庭内野手(750万円→650万円)
「走・攻・守の中で、自分が出場できるだけの武器が足りなかった。まずは安定した守備力がないと、試合には出られない。球団からも『守備が安定すれば試合に出られるようになる』と言われたので、課題として取り組んでいきたい。来年は、浅村さんが抜けてチャンスがたくさんあると思います。キャンプからしっかりやっていきたいです」

○水口大地選手(850万円→770万円)
「正直なことを言いますと、チームは優勝しましたが、個人としては悔しさしかないシーズンでした。(身長が)小さいので、守備・足が武器だと思われがちですが、バッティングでも、もっと力をつけて飛ばしたい。スイングスピードを上げるための筋力トレーニングもですし、送球するスピードを上げるために必要な部分だったり、全てにおいてパワーアップしていきたい」

○小川龍也投手(1200万円→1700万円)
「トレードなどいろいろあって、最初の方は戸惑いが多かったのですが、楽しくできた一年かなと思います。球団には、途中から来た中で、厳しい場面で投げてくれたと評価していただきました。今年は右打者より左打者の方が打たれた。僕は、左を抑えなければいけないので、もっと抑えられるように精度を高めなければいけないなと思います」

○野田昇吾投手(1700万円→3000万円)
「チームは優勝しましたが、個人としては苦しい時の方が多かったかなというシーズンでした。今年は50試合投げましたたが、『投げさせてもらった』という感覚。来季は、しっかりと自分が納得できる試合、球団の方、監督・コーチからも『良い50試合だった』と言っていただけるような、50試合登板を目指して頑張りたい」

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

記事提供:Full-Count

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