11勝の北海道日本ハム上沢、4600万円増の7000万円で更改 金子加入も開幕投手に意欲

Full-Count 石川加奈子

2018.12.4(火) 16:46

契約更改に臨んだ北海道日本ハム・上沢直之※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
契約更改に臨んだ北海道日本ハム・上沢直之※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

倍増以上の大幅アップ、開幕投手は「競争で勝ち取りたい」

 北海道日本ハムの上沢直之投手が4日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2400万円から4600万円増の7000万円でサインした(金額は推定)。

 7年目の今季はローテーションの柱として25試合に登板。チームの日本人投手でただ一人規定投球回に達し、チーム最多の11勝を挙げ、防御率3.16の成績を残した。10月には侍ジャパンとして日米野球に出場した。

 16年3月の右肘手術を乗り越えての大躍進。「7年かかってやっと2桁勝利できて良かったという気持ちはありますが、続けて結果を残す難しさを知っているので来年大事。今年よくやったということより、来年より良い結果を残すためのトレーニングをしなければという気持ちです」と表情を引き締めた。

 7月までに10勝したが、後半失速したことが反省点。8月末からお尻周りに力が入らなくなった経験を踏まえ、1年通じてコンディションを維持できるようにトレーニングしていく。

 来季の目標を「背番号(15)勝てたら、チームも優勝できるのかな」と15勝に設定。「来年が楽しみです。僕自身まだビールかけをも優勝旅行したこともないので、来年は頑張ってリーグ優勝、日本一の力になれるよう頑張りたいです」と力を込めた。

 開幕投手についても、金子千尋投手の名前も挙げつつ「いいピッチャーがたくさんいるけれど、競争で勝ち取りたい」と意欲を示した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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