選手と同じテーブルでデザートビュッフェなどを楽しめるプレミアチケット
福岡ソフトバンクは25日、ヤフオクドームで「ファンフェスティバル2018」を開催した。今年も1人3万5000円という高価なチケットが大人気となり、抽選のうえゲットできたファンがまさにプレミアムな時間を過ごした。
「もう1頂!プレミアムチケット」と題された企画チケットは、1テーブルごとに主力級選手が、1人ついて一緒にデザートビュッフェを楽しめるというもの。今年は第1部に内川
聖一、今宮健太、松田宣浩、中村晃、岩嵜翔、甲斐拓也、第2部に柳田悠岐、東浜巨、武田翔太、森唯斗、千賀滉大、上林誠知が参加。ファンは間近で見る選手に興奮しながらも、ゆっくりと会話を楽しんだ。
このプレミアムチケット購入者はテーブルごとに担当選手からサイン入りレプリカユニホームがプレゼントされるほか、選手との記念撮影、VIP席でのフィールドイベント観覧、サイン会参加権利、駐車場無料など、特典づくめの1日を過ごすことができる。
100名限定の同チケットに昨年も1000人を超す応募があったという。当選者は1人で4枚まで購入可能となるため競争率は最大で40倍を超える計算だ。友人同士で初めて参加した川原みなみさんと宝満美桜(うきは市)は、武田がついたテーブルで過ごした時間に「あっという間の夢のような時間でした」と感激していた。
チケット当選に加えて大ファンという柳田のテーブルに当たるというダブルの幸運に恵まれた重松千秋さん(福岡市)は「柳田選手の隣でお話ができました。一生分の運を使った気持ちでした」と興奮していた。これらのファンの反応を見る限りでは、3万5000円という価格は決して高くはないようだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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