GG賞の源田に「相応しいプレーしていた」
左脚を痛めている福岡ソフトバンクの今宮健太内野手が20日、ヤフオクドームを訪れ、現状とこれからについて語った。
リハビリの一環としてヤフオクドームにやってきた今宮は、現在の足の状態について「まだ走っていないので分からない」と話した。「12日に病院で診てもらった時は、だいぶ良くなっているけど、あと1か月くらいと言われた」ということで、引き続き慎重にリハビリに励む。
9月17日の埼玉西武戦で守備中に負傷し、左半腱半膜様筋損傷と診断された。日本シリーズには強行出場したが、思うようなプレーをできず。シリーズ中に再負傷する悔しさを味わった。だが、「キャンプからしっかりとアピールしないといけない立場だが、2月まであると考えて取り組んでいきたい」と焦らずに完治を目指していく。
その一方で「左の筋肉がかなり落ちている」とも明かし、「常に身体を動かしていきたい。オフはゴルフする機会も多いけど、ゴルフ場でのジョグ程度のウォーキングはいい運動になる。まじめな話、ゴルフには積極的に参加していきます」と意気込んだ。
また今季は、常連だった三井ゴールデン・グラブ賞の受賞を逃したが、「試合に出てないから」ときっぱり。遊撃手部門で受賞した埼玉西武の源田壮亮について「入った時からうまい選手だと思っていた。今年は(受賞に)相応しいプレーをしていたと思います」と称えた。その上で「連続受賞は途切れたけど毎年チャンスはある。源田君がいる中で受賞できるように頑張ります」と、来季の返り咲き受賞に意欲を示した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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