打撃の課題は「力強さとスイングスピード」
福岡ソフトバンクの増田珠内野手が19日、初めての契約更改に臨み、24万円アップの推定624万円でサインした。
ルーキーイヤーの今季は、3軍戦82試合に出場して3割を超える打率を残したが、2軍戦は5試合出場で打率.154とプロの壁を実感させられた。それでもプロ1年目は「毎日毎日、新しい発見ばかりでした。手首の不調で出遅れましたが、その後はケガもなく元気にプレーできましたし、充実した1年でした」と笑顔で振り返った。
「期待している。高いレベルを目指して取り組んでいって欲しい」という球団の期待が微増ながらもアップ提示につながったようだ。
来季の目標を尋ねると「2軍で3割。そして1軍デビューです」と笑顔で答えた。それに向けての打撃面の課題については「150キロを打ち返せるだけの力強さと(スイングの)スピードを身につけないといけないと思っています」とする増田。このオフは「たくさん(バットを)振り込んで少しでも上の選手に近づきたい」という。
自主トレは内川聖一に同行する予定。「打席に入る時の意識やボールへのアプローチの仕方などを学んでいきたい」と、2年目の飛躍に向けて名球会入りした好打者から多くを吸収していくつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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