福岡ソフトバンク新井宏昌2軍打撃コーチが就任会見「とにかく選手の個性に合った指導を」

Full-Count 藤浦一都

2018.11.14(水) 10:54

就任会見に臨んだ福岡ソフトバンク・新井宏昌2軍打撃コーチ※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
就任会見に臨んだ福岡ソフトバンク・新井宏昌2軍打撃コーチ※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

かつてムネリンを育てた手腕に期待「コースに逆らわず、強くて速い打球を打てるように」

 14日、宮崎で秋季キャンプを行っている福岡ソフトバンクは、新井宏昌2軍打撃コーチの就任会見を開いた。新井コーチの背番号は「77」に決まった。

 新井コーチは現役時代に南海、近鉄で好打者として活躍。2003年から2004年、2007年から2008年と2度に渡ってホークスの打撃コーチを務めた経験を持つ。今回の2軍打撃コーチ就任は2008年ぶりのホークス復帰となる。

「メジャー中心で(解説の)仕事をしてきたので、ホークスの若い選手のことは正直わかりません。選手の個性を見て、その個性が良ければ伸ばしていき、課題があれば修正していきます。とにかく選手の個性に合った指導をしていきたいと思います」

 昨年9月には野茂英雄氏の計らいもあってアリゾナでパドレスの若手選手を指導し、今年の春もメジャーリーグのキャンプを経験。「そこで若い人と接するのは楽しいと思いました。このアメリカでの経験が、今回の就任につながったと思います」とした。

 また2軍での指導については「勝ち負けを度外視して個性を伸ばすことが役割だと考えています。身体能力が高く期待できる選手が多いと聞いていますので、打つことだけでなく、走ること、守ることも含めていい選手を送り出していきたい。打つことに関しては、コースに逆らわず、強くて速い打球を打てるように指導していきます」と語る。

 福岡ダイエー時代には川崎宗則や村松有人らを育てあげた経験があるだけに、筑後のファーム施設で若鷹たちをどう育てていくのかに注目が集まる。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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