自身が付けたニックネーム「ホルヘ」を使い祝福、“大谷愛”溢れる投稿に
メジャーリーグの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人=新人王)」が12日(日本時間13日)に発表され、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手が受賞した。二刀流での新人王は史上初。シーズン途中にアストロズにトレードされた元女房役のマーティン・マルドナード捕手も「おめでとう、ホルヘ」と、自身がつけたニックネームで祝福している。
大谷は今季、打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、OPS(出塁率+長打率).925、10盗塁、投手として10試合に投げ、4勝2敗、防御率3.31、51回2/3で63奪三振という成績をマーク。日本人では2001年のイチロー外野手(マリナーズ)以来17年ぶり4人目の栄誉に輝いた。
全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票では、1位票を30票中25票獲得。ヤンキースのレギュラーとして149試合出場で打率.297、27本塁打、92打点、OPS.855、ア・リーグ新人最多タイ記録となる47二塁打をマークしたミゲル・アンドゥハー内野手との接戦になるかと見られていた、蓋を開けてみれば大谷が137ポイント、アンドゥハーが89ポイントという大差だった。
この快挙に元女房役がすぐに反応した。オープン戦から女房役を務め、特別な関係を築いてきたマルドナード。エンゼルスが低迷したため、7月に強豪アストロズに放出されたが、移籍後もことあるごとに“大谷愛“を語っていた。
大谷の新人王受賞が決まるとすぐにインスタグラムを更新。エンゼルス時代の“2ショット”写真とともに「おめでとう、ホルヘ。君が相応しいよ。投打における君の姿勢を見ることができて、光栄に思う」と祝福した。自身がつけた愛称「ホルヘ」を使った投稿は、またしても“大谷愛”が溢れる内容となった。
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