米紙「ニューヨーク・ポスト」がFAトップ30選手の所属チーム&契約内容を予想
今オフに埼玉西武からポスティングシステム(入札制度)を使ってメジャー挑戦する可能性が高まっている菊池雄星投手。今季は3年連続2桁勝利となる14勝をマークし、埼玉西武のリーグ優勝に貢献。まだ伸びしろが期待される先発左腕とあって米メディアの注目は高まりつつある。
米紙「ニューヨーク・ポスト」は「MLBトップフリーエージェント30と契約先」としてブライス・ハーパー外野手(ナショナルズFA)、マニー・マチャド内野手(ドジャースFA)、パトリック・コービン(ダイヤモンドバックスFA)ら今オフの去就が注目される選手の来季所属チームや契約内容を予想。同紙は注目ランキングで菊池を23位と格付けし、「ライオンズはこの27歳をポスティングするだろうと予測されている」とのコメントを掲載。来季所属チームにはレンジャーズ。契約内容は3年3000万ドル(約34億円)と予想している。
レンジャーズの地元紙「スターテレグラム」は来季の補強候補6人に菊池の名を挙げている。そしてレンジャーズで活躍したダルビッシュ有(現カブス)やエンゼルス・大谷翔平、ヤンキース・田中将大のようにメジャーでエースを張る存在ではないと示唆しつつも、「レンジャーズは彼をスカウトしている。そして、先発ローテーションの上位ではないと信じている。金額が法外なものでなければ、レンジャーズは彼を獲得するかもしれない」と指摘。獲得費用が現実的な額なら、レンジャーズも日本人左腕争奪戦に参戦すると予想している。
菊池はどこでプレーをするのか。まだポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する意向を示していないものの、27歳左腕への期待は高まっている。
(Full-Count編集部)
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