11月3日、マツダスタジアムで行われた福岡ソフトバンクと広島の「SMBC日本シリーズ 2018」第6戦は、ここまでに3勝していた福岡ソフトバンクが2対0で勝利し、2年連続となる日本一の栄冠に輝いた。そして、福岡ソフトバンクの甲斐選手が今シリーズ打率.143、打点0ながら最高殊勲選手賞(MVP)を受賞した。
打撃では打率.143、打点0という成績ながら、初戦から持ち前の強肩を遺憾なく発揮。3日の試合でも初回から田中選手の二盗を刺し、連続盗塁阻止の日本シリーズ新記録を樹立する。直後の回に安部選手も刺して、自身の記録を即座に塗り替える6連続盗塁阻止を成し遂げた。
日本シリーズでの過去のMVP受賞者を振り返ってみても、「打点0」で栄えあるタイトルを獲得した野手はおらず、守備での貢献度が評価され、史上初の快挙となった。
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