上林誠知選手が価値ある一発 日本一へ福岡ソフトバンクが一歩リード

パ・リーグ インサイト

2018.10.31(水) 21:58

福岡ソフトバンクホークス・デスパイネ選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・デスパイネ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月31日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと広島の「SMBC日本シリーズ 2018」第4戦は、2本塁打で試合の主導権を握った福岡ソフトバンクが4対1で勝利。投打がかみ合う試合展開で、2連勝を飾った。

 初回、福岡ソフトバンク先発・東浜投手はいきなりピンチを迎える。1死1塁から、3番・丸選手に二塁打を浴び、この間に1塁走者・菊地選手が本塁に突入。しかし福岡ソフトバンクの守備陣が連係プレーでタッチアウトとし、先制点を許さなかった。

 2回まで両チーム無得点に終わるが、先に試合を動かしたのは福岡ソフトバンクだった。3回裏、2死1塁から1番・上林選手が「引っ張れる球を狙って打ちにいきました」と、広島先発・野村投手から完璧な一発。このシリーズ不調だった上林選手の2ランで、福岡ソフトバンクが先制に成功する。

 4回表に広島の4番・鈴木選手のソロで1点を返されるものの、直後の4回裏には、デスパイネ選手が2試合連発弾。すぐさま2点リードを取り戻し、6回裏にも1死1,3塁から代打・長谷川勇選手が、広島の3番手・今村投手から適時打を放つ。スコアを4対1として、リードを3点に広げた。

 リードする福岡ソフトバンクは、先発・東浜投手が5回1失点と好投を見せた後は、レギュラーシーズン同様盤石の投手リレーを展開。5投手の継投で赤ヘル打線の反撃を許さず。4対1で広島を下し、「SMBC日本シリーズ 2018」対戦成績を2勝1敗1分とした。

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