10月21日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの「パーソル CS パ」ファイナルステージ第5戦。福岡ソフトバンクが初回に幸先良く3点を先制し、その後もリードを許さずに6対5で勝利。昨年に続き、2年連続での日本シリーズ進出を決めた。試合後には最優秀選手インタビューが行われ、福岡ソフトバンク・柳田選手が受賞の喜びと、故郷・広島へ凱旋となる日本シリーズへの意欲を口にした。

　以下は柳田選手のインタビューの全文。

-昨日のヒーローと続いて連日のお立ち台。MVP獲得となりました。どんな思いでしょうか。

(柳田選手)自分でいいのかな？　という気持ちですけど皆さんのおかげなので、チームのスタッフみんなに還元します。

-勝てば決まるという非常に重要なゲームで4打点の活躍。この活躍はどのように感じていますか。

(柳田選手)初回(の適時打)はチャンスを作ってくれた前のバッターのおかげなので、(6回の)ホームランは、大きいのを打てるようなスイングをしてきました。

-スイングというのも打席ごとに違ったのでしょうか。

(柳田選手)チャンスの時は最低限犠牲フライでもいいという気持ちで、ランナーいなかったときはホームラン出ればいいかなと思っていました。

-2試合連続のホームラン。昨日は先制の2ランホームラン。今日の6回のホームランは相手に1点差に詰め寄られた後でのホームランでした。非常に相手にとっては大きなダメージを与えたと思うのですが。

(柳田選手)たまたまですけど、チームのためになってよかったです。

-クライマックスシリーズではファーストステージも含めて9打点。チャンスの場面での勝負強さが合うのですが、このあたりの集中力、ご自身ではどのように感じていますか。

(柳田選手)チームのために点を取るのが自分の仕事なので、いい仕事ができました。

-4番の前後、このシリーズでは本当によくチームメイトがとにかく打ちましたけれども、この辺りは4番として、どんなふうに感じたのでしょうか。

(柳田選手)キューバパワーですね。

-さらには下位打線の西田選手、甲斐選手も非常によく打ちましたよね。

(柳田選手)チェストをしていましたね。

-チームメイトの活躍改めてどうでしたか。

(柳田選手)みんな乗っているなと思ったので、自分もその勢いに乗らせてもらいました。

-これで日本一への挑戦権を得ました。この辺りはどんなふうに感じていますか。

(柳田選手)そうですね、頑張ります。

-相手はセ・リーグ広島です。広島はどんな印象でしょうか。

(柳田選手)やな(場内から笑い)

-ではその日本シリーズに向けての思いを改めてお願いいたします。

(柳田選手)ここまできたらあと4つ勝ちます。