10月21日、埼玉西武は「パーソル CS パ」ファイナルステージ第5戦で福岡ソフトバンクに敗れて CS敗退が決定し、同時に2018年シーズンが終了した。そして、今季限りで引退する埼玉西武の松井稼頭央選手にとっては、この日が現役生活最後の日となった。

　試合後に最終戦セレモニーが行われ、埼玉西武の選手一同が場内を一周。松井選手はその後もう一度左翼席に向かい、ファンの前で深々と頭を下げた。そして長年守り抜いたメットライフドームのショートのポジションに手を置くと、感慨深げに日米通算25年の現役生活に別れを告げた。