先発・千賀は初回先頭から6者連続凡退

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(19日・メットライフ)

　パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦が19日、メットライフドームで行われ、福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が3回に先制3ランを放った。

　0-0で迎えた3回表。福岡ソフトバンク打線が埼玉西武先発の榎田に襲い掛かった。先頭・西田が左翼への安打、続く甲斐が四球を選んで出塁すると、川島がしっかり送って1死二、三塁の好機。ここで打席に立った上林は、2ボールからの3球目スライダーを強振。打球は右翼席に飛び込む先制3ランとなった。

　なおもグラシアルの中堅二塁打、デスパイネの四球などで2死一、三塁と好機を生むと、ここで中村がレフトへタイムリーを運び、4点目を加えた。埼玉西武先発の榎田は3回5安打4失点でノックアウトとなった。

　第2戦は2桁安打2桁得点を許し、埼玉西武に大敗した福岡ソフトバンクだが、2回まで先発・千賀が6者連続凡退の好投披露。さらに打線は3回に4点と畳みかけ、この日は早々に主導権を握った。

記事提供：Full-Count