
◇千葉ロッテ対福岡ソフトバンク 第25回戦(3日・ZOZOマリンスタジアム)
今季限りで引退を表明している千葉ロッテ・唐川侑己投手が、現役最後の試合で先発マウンドに上がった。
1回表、先頭・正木智也選手に対して、初球はボールから入るも、その後は2球で追い込むと、最後はカットボールで空振り三振に仕留めた。ここで投手交代となり、2番手でコールされたのは、同級生であり、ともに切磋琢磨し合ってきた益田直也投手。全球、代名詞ともいえるカットボールを投じて最終登板を終えた唐川投手は、マウンドに集まった内野手陣、サブロー監督、益田投手と握手を交わし、大きな拍手に包まれながらマウンドを後にした。
唐川投手は、2007年高校生ドラフト1巡目で千葉ロッテに入団。ルーキーイヤーから一軍で15試合に登板すると、以降は2022年まで15年連続で勝利を挙げるなど、主に先発として長年チームを支えた。しかし、2023年からはファームでの調整が増え、一軍登板は10試合以下にとどまっていた。マリーンズ一筋19年、チームのために腕を振り続けたベテランがマウンドに別れを告げる。
◇唐川投手 コメント
「初球低めに垂れる球を投げたのでなんとか修正しようと思って投げました。本当はもっと速い球を投げたかったんですけどね。この期に及んでストライクをそろえるっていう選択をした僕の19年間を見事に表した投球でした。その後の益田(直也)選手の投球に感動しました」
◇唐川投手 通算成績
351試合 82勝78敗 64ホールド 1340投球回 862奪三振 防御率3.71
◇唐川投手の記録
初登板 2008年4月26日 福岡ソフトバンク戦
初先発 2008年4月26日 福岡ソフトバンク戦
初勝利 2008年4月26日 福岡ソフトバンク戦
1000投球回達成 2017年4月16日 埼玉西武戦