野球界の常識をアップデートし、自らもアップデートしていくパーソル パ・リーグTV公式番組「P’s UPDATE」。今回は「鴻江理論特別編」として「あなたの体にはタイプがある」をテーマに取り上げた。
ゲストは、現在は高校野球指導者を務める中村紀洋さん、東北楽天・元監督の今江敏晃さん、盗塁王を2度獲得した金子侑司さんに加え、鴻江理論の提唱者であり、鴻江スポーツアカデミー代表の鴻江寿治さんが出演。鴻江理論とは? から始まり、その考え方について語った。
体には2つのタイプがある? 鴻江理論の考え方
鴻江さんは、東京2020オリンピックの野球・ソフトボールや、第1・2回のWBCなどで日本代表トレーナーを務め、多くのトップアスリートを支えてきた。現在は、メジャーリーガーへのアドバイスも行っている。
そんな鴻江さんが提唱する鴻江理論とは、人の体は「うで体」と「あし体」の2つのタイプに分けられるというもの。
「うで体」は一般的に猫背型とされ、腕から動かすことで体の連動性が高まるタイプ。一方「あし体」は反り腰型とされ、足から動かすことで体の連動性が高まるタイプだ。
「僕は『うで体』ですよね…?」 今江さんの体のタイプは?
現役時代に鴻江さんのサポートを受けていた今江さんが「僕は(バッティングの際)腕でタイミングを取っていたので、うで体ですよね?」と質問。鴻江さんが「違いますね」とあっさり言い切ると、スタジオは笑いに包まれた。
鴻江さんは「タイミングは腕でとっているが、最終的に右足で踏み出し、本当のタイミングは右足がスタートになっていた」と分析。「(腕で)序章を作っているだけで、背筋の力がそれだけ強い。背筋の力を生かすためにリラックスさせるために」と、腕でタイミングを取っていた理由を明かした。
体のタイプの確認方法は? 大谷翔平選手も分析
自分がどちらのタイプか確認する方法のひとつが、床に置いた重い荷物を持ち上げる動作だという。鴻江さんによると、足を大きく開いて持ち上げる人は、まず手で荷物の重さを感じ取るタイプ。一方、足を閉じてかがんで持ち上げる人は、膝でベクトルを感じて全身で持ち上げるタイプだと説明した。
話題は、バッティングフォームにも及び、大谷翔平選手については、「右足でタイミングを取って、左足で押している。だから(腕の)トミー・ジョン手術をしても全く関係ない」とあし体であることを分析した。
後半では、現役選手のフォームをもとに体のタイプを解説するほか、自分でできるセルフチェック方法を紹介する。
