10月9日、宮崎・南郷スタジアムで「第15回みやざきフェニックス・リーグ」、埼玉西武とサムスンの一戦が行われた。本リーグは、ポストシーズンに進出するチームの調整の場としても、例年重要な役割を担っている。8日後に「パーソル CS パ」ファイナルステージの初戦を控える埼玉西武の選手たちは、念願の大舞台のため、それぞれの目的意識を持ってこの一戦に臨む。
8日の阪神戦に続いて行われたサムスン戦。先発マウンドに上がったのは、エース・菊池投手だった。初回から最速152キロの直球とキレのある変化球を中心に三振の山を築くと、3回31球を投じ、被安打0、奪三振7、無失点と圧巻の投球を披露。順調な調整ぶりを見せた。
埼玉西武は4回以降、小刻みに中継ぎを送り、計6投手が登板。3番手の大石投手は1イニング1失点を喫したが、2番手のルーキー・平良投手は2四球を出したものの無失点、3年目左腕・藤田投手は1イニング、5番手の國場投手は2イニングス無失点、佐野投手は1イニング3奪三振の好投でアピールした。
打線では、森選手が2安打1打点の活躍。8日の試合で無安打に終わったメヒア選手に場外への2ランが飛び出すなど、打撃状態は上向きだ。なお、試合は4対1で埼玉西武が勝利を収めた。
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