10月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの一戦は、投打がかみ合った福岡ソフトバンクが8対3で勝利。千葉ロッテは先発の二木投手が4回8失点と崩れ、根元選手の引退試合を勝利で飾れず、本拠地での連敗も12まで伸びてしまった。
試合は終始、福岡ソフトバンクペースだった。2回表、千葉ロッテ・二木投手から1死満塁の好機を作った鷹打線は、高田選手の適時三塁打で先制に成功する。続く高谷選手のスクイズで1点を加えると、3回表には松田宣選手に32号3ランが飛び出し、試合序盤でスコアを7対0とした。
4回表には、明石選手の適時二塁打でリードを8点に広げた福岡ソフトバンク。投げては、先発のミランダ投手が5回1安打無失点と千葉ロッテ打線を封じ、6回裏からは中継ぎ陣に後を託す。
大量ビハインドを負った千葉ロッテは、5回からチェン投手が2イニングスを、永野投手、西野投手、高野投手が1イニングずつを無失点に抑え、打線も8回裏に意地を見せた。福岡ソフトバンク3番手・中田投手が制球を乱す間に、井上選手の適時打などで3点を返す。
しかし、千葉ロッテ打線のそれ以上の反撃はならず。福岡ソフトバンクが5点リードで迎えた9回裏は、大竹投手がマウンドに上がり、先頭の田村選手から空振り三振を奪うと、現役最終打席となった根元選手を二ゴロに打ち取る。最後は代打・細谷選手を空振り三振に仕留めて試合終了。試合序盤に効率よく攻めた福岡ソフトバンクが、8対3で勝利を収めた。
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