プロ入り後は怪我に悩まされてきた右腕が6回無失点の好投
■千葉ロッテ 2-1 東北楽天(5日・東北楽天生命パーク)
千葉ロッテの4年目右腕・岩下大輝投手が5日、敵地での東北楽天戦でプロ入り初先発。6回4安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げた。
今季は救援として16試合に登板してきた岩下。初めて先発としてマウンドに上がると、初回は3者凡退の好スタート。2、3回は1安打を浴びながらも無失点に抑えた。すると、打線は4回に角中のニゴロの間に1点を先制。その裏も岩下は銀次にヒットを許しながら、得点は許さなかった。
5回は再び3者凡退。直後の6回には相手の暴投で貴重な追加点が入る。岩下はその裏、オコエのヒット、二盗で1死二塁とされるも、島内は遊ゴロ。今江に四球を与えて2死一、三塁としたが、銀次を左飛に打ち取り、85球で降板となった。
千葉ロッテは7回を唐川が無失点に抑えると、8回には益田が出したランナーを松永が返されて1点差に。しかし、最後は2死満塁のピンチで東條が内田を空振り三振に仕留めてリードを死守。9回は内がピンチを招いたものの、右翼・平沢が右中間に抜けようかという大飛球をダイビングキャッチする超美技もあり、2-1で逃げ切った。プロ入り後は怪我に苦しんできた岩下は、嬉しいプロ初勝利となった。
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